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2017年10月 病院選びと情報収集

転院は考えなかったが医師の発言をSNSで検索、情報収集として活用した

がんを診断された病院は通院先。転院は頭になかった

がんの治療を受ける上で、他の病院へのセカンドオピニオンや転院などは考えませんでした。

がんを診断された病院はC型肝炎で既に通院していた病院ですし、もし転院するのであれば再度検査を行う必要があるかもしれません。そういった手間を考えたら、わざわざ違う病院を探す必要はないと考えていました。

私の中では、初めに出会った医師が自分の主治医という感覚があったので、そもそも治療のために転院する発想がありませんでした。

他の医師の見解が知りたい。SNS上で医師の発言を検索

転院したいとは思いませんでしたが、主治医以外の他の医師の見解が知りたいとは思いました。

私の場合、情報収集としてSNS上で前立腺がんに関連する単語をキーワード検索、その単語を含んだ発言をする医師をチェックしていました。ですがあくまでチェックする程度です。一言一句全ての発言を鵜呑みにはしていません。

SNS上で発言している医師は、当たり前ですが主治医とは違う人間です。人間が違えば推奨する治療方針が違うこともありますし、SNS上の発言は信じ込みすぎないように気を付けていました。

やはりどちらの言うことも正しいと思ってしまうと、どちらを信じていいか分からなくなりますしね。そこはやはり主治医が一番という考えはブレずに持っていました。だから他の医師の発言を見るときは情報収集と割り切っていました。そうでもしないと主治医への信頼が揺らぎかねません。

SNSで同じ病状の人を検索。ネガティブな発言が思った以上に多かった

医師だけではなく、自分と同じ病状の人もSNSで探していました。放射線治療を受けていた頃、同じ病気の患者さんの中にはどんな人がいるのだろうか、どんな悩みを持っているんだろうか。そういったことが気になったんです。

実際にSNS上で探してみると、想定以上に同じ病気と闘っている方は沢山いました。しかしSNS上でされているやりとりには、思った以上にネガティブな発言が多く、閲覧を止めてしまいました。

 

 

がんを経験された個人の方のお話をもとに構成しており、治療等の条件はすべての方に当てはまるわけではありません。

新型コロナウイルスの影響によりテレビ会議を用いて取材を行ったため、写真は後日追加予定です。

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ホルモン療法

C型肝炎の経過観察中に受けたPSA検査をきっかけに前立腺がんが発覚。フリーランスだったため、治療と就労の両立に苦心。がんに罹患したことは、これまでの人生を顧みるきっかけになったとのこと。

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