抗がん剤治療をはじめるにあたり、前回のがんもありましたので、会社との連携もスムーズに行えたと思います。1度体験していたために、お互い慣れていたところがあったんだと思います。
私自身も職場では大した病気じゃないという雰囲気を出すようには心がけていました。また、2017年の時とは使用する薬剤が変わり、髪が抜けなくなりました。そういうこともあり、2回目のときは平気そうだなと会社の人はみんな思っていたのかもしれません。
再発が分かり治療を再開。職場には、一度目と同じように普段はいつもどおり勤めながら、治療の日だけ有給を使って休ませてもらいました。
抗がん剤治療が再スタート。薬剤が変わり副作用がかなり軽くなる
再度の抗がん剤治療スタートは、前回と同様、2日間点滴をし、3週間ぐらいのブランクを設けて再度点滴、というプロセスを5クール繰り返しました。
副作用はありましたが、初回に比べたらかなり軽かったです。脱毛はありませんでした。顕著な副作用といえば発熱くらいのものです。毎回治療を受けたら毎回発熱していたわけではなく、5回治療したうちの2回か3回程度の頻度でした。
抗がん剤治療は4ヶ月続き、その後現在に至ります。
次に再発したら造血幹細胞移植に
その後は現在に至るまで、特に悪性リンパ腫が再発せず済んでいます。二度目の抗がん剤治療が終わった後も4ヶ月に一回ほどの頻度で経過観察のため通院しています。それでも私はがんが治ったとは思っていません。
主治医からは、次に再発したら骨髄移植、正確には造血幹細胞移植というのをやります、と聞いています。
主治医との相性はバッチリ。話しやすく常に信頼
私は最初の罹患から再発まで、一貫して同じ主治医にお世話になりました。これからも頼り続けていくつもりです。今の主治医とは性格が非常に合っていて、話しやすいんです。病気についても、もともと再発するということは事前に教わっていましたし、情報を的確に共有してくれる主治医を持てて私は幸運だと思いました。