ゴルフが趣味だったこともあり、抗がん剤治療の副作用による腱鞘炎は辛かったです。
はじめたきっかけは運動不足の解消でしたが、がん罹患前には会社のコンペに参加したりゴルフ部も作って活動したりするほどでした。罹患後も近所にゴルフバッグを担いでいき、週3回は練習を続けています。
肺がんになって以降、激しい運動ができなくなったので、このくらいの運動がちょうどいいんです。
罹患後は仕事のプライオリティが低下。治療と両立するのが申し訳なかった
がん罹患前は自分の中で家族、仕事、趣味の比重が4:3:3でした。それが罹患後は5:1:4と大きく変化しました。もちろん今も仕事には一生懸命取り組んでいます。しかし、がんに罹患して以前ほど仕事に精力的に取り組めなくなったところはあります。
仕事を続けながら治療していることについて、職場に対してやはり申し訳なさを感じていました。入院中などは、パソコンを使っての営業活動もできません。スマートフォンでメールを確認したり電話連絡をしたりといった業務が中心です。できることをリモートワークで行っているのですが、100%のパフォーマンスは出せませんでした。
リモートでは、貸与されたパソコンによるメール確認、見積、契約関係の書類作成、院内の会話可能な場所からオンライン会議に参加する、といった業務を行っていました。
対面での打ち合せがあれば臨機応変に対応してはいたのですが、仲間や上司に自分の仕事をフォローしてもらうことに、負い目を感じていたところはあります。
職場には闘病中、本当に良くしてもらったのでありがたかったです。治療に集中できるよう、出勤時間や退勤時間を自由に設定させてくれました。そのことは感謝してもしきれませんね。
今もがん患者のブログはチェック
今も、他のがん患者さんのブログは、肺がんに限らずいろいろチェックしています。新しく病気になって書き始める人がいて、ブログは増えていきますので。
自分の現状を忘れないためにも、見守り続けていようという気持ちがあります。